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台中万和宮・老二媽西屯省親巡行活動

台湾で唯一の神様(媽祖)の省親行事
台中万和宮・老二媽西屯省親巡行活動
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所在地: 台中市南屯区万和路1段51号
経 緯 度: 120.63911,24.13781
料金: 無料
利用できる日:
通年、巡行は3年に一度(旧暦3月)
利用できる時間帯:
午前6時~午後10時
主催機関: 財団法人台湾省台中市万和宮
関係機関のURL: リンク
E-mail: Waho5156@ms52.hinet.net
お問い合わせ: (04)2389-3285

景観の価値

万和宮の建立は台中における漢民族の発展の歴史と密接に関係しています。この地区は旧名を「犁頭店」といい、台中市で最初に形成された街で、簡素な建築物には漳州・泉州地区の伝統的な建築様式が用いられており、早期の漳州、泉州、潮州、恵州、汀州、嘉応州などの移民による台中盆地開発の足跡が残されています。この地区には西屯の廖という姓の少女が万和宮の老二媽に生まれ変わったという伝説があり、その物語からは現地の人々の人情と集落内の交流の様子が深く感じられます。28の姓が交代で執り行う万和宮字姓戯を神様に奉納する行事は、この地区の発展と密接な関係があり、伝統的な特色が残されています。

歴史と沿革

万和宮は「犁頭店聖母廟」とも呼ばれ、廟内に祀られている媽祖は信徒から「老大媽」と呼ばれています。1684年に開拓移民が台湾に持って来たものだと言われており、初期は台中市南屯に安置され、1726年には張、廖、簡、賴、黄、江、何、楊、戴、劉、陳、林の11の姓の信徒によって廟が建設され、万和宮と名付けられました。廟史の記載によると、1803年に万和宮で「老二媽」の神像が制作され、開眼の儀式が執り行われた当日、一人の裁縫道具商人が廟の前を通りかかると、西屯大魚池に住む廖品娘という名の少女と出会いました。すると、商人は少女から、少女の家の前に立つキンモクセイの木の下に埋まっている龍銀の銀貨を掘り出して使ってほしいこと、そして自分のことで悲しまないでほしいことを少女の両親に伝えるよう頼まれました。商人からその話を聞いた少女の両親が少女の部屋を見てみると、少女は既に息を引き取っていたといいます。その後、少女の家族が万和宮を訪れたところ、なんと老二媽の神像が涙を流していたのです。それを見た地元の人々は廖品娘が万和宮の老二媽になったことを確信しました。この伝説から旧暦3月に西屯人が老二媽を迎え老二媽が西屯の家族を訪ねる西屯省親巡行が生まれ、2012年には台中市の民俗文化財に登録されました。また、万和宮で有名な「字姓戯」と呼ばれる演劇は、猫霧捒(台中盆地)の開拓が終わった頃に神様に感謝する廟会において、楽しむことで故郷への郷愁の思いをまぎらわせようとした移民たちに由来しています。後にこの地域独特の文化として定着し、2011年には台中市の民俗文化財に登録されました。

特色あるナビゲーショ

台中万和宮・老二媽西屯省親巡行活動平面図で標示台中万和宮・老二媽西屯省親巡行活動各ガイド項目、ガイド項目5ページ、詳しいコンテンツは下をご覧ください。
1三落二院二護龍の建築様式

万和宮は台中市で最も古い寺院で、漳州・泉州地区の伝統的な寺院建築の様式が用いられています。内部には三川殿、拝亭、正殿が設けられ、過水廊と後殿を合わせると「日」の字型になっています。3つの建物と2つの中庭、2つの護龍から成る「三落二院二護龍」の配置で、同じ幅の独立した3つの廟殿が中軸線に沿って縦方向に並び、建物と建物の間には中庭が設けられ、左右は壁廊に囲まれた「三開間縦深式」の寺院建築です。

2三川殿の交趾焼「龍馬負河図」

三川殿の交趾焼「龍馬負河図」万和宮の三川殿は凹状の三開間で、真ん中の屋根は左右の屋根より高く、二重の棟に交趾焼の西施脊(棟の上にもう一つの棟を設け、2つの棟の正面に剪黏や泥塑、交趾焼の装飾を施したもの)が設けられています。また、棟の中央に装飾された「龍馬負河図」の交趾焼には平和と繁栄を象徴する神獣麒麟(龍の頭、馬の胴体、獅子の尾、そして牛の4種類の動物を組み合わせた生き物)が配置され、万和宮の特色の一つとなっています。

3台中最古の扁額:福蔭全台

1727年、万和宮の落成時に彭朝桂(生没年不詳)から贈られたもので、台中市に現存する最古の扁額であり、高い歴史的価値を有しています。現在は三川殿に掲げられています。

4万和宮の字姓戯

万和宮の字姓戯とは、28の姓が順に演劇を神様に奉納する行事を執り行うというもので、長い歴史があります。1824年、万和宮の「老二媽」が旱渓媽祖巡行で南屯を訪れたあと、万和宮に戻ると突然神輿が廟内に運び込めないほど重くなったといいます。途方に暮れた信徒が擲筊で指示を仰いだところ、神様を楽しませる「字姓戯」(姓ごとに資金を出して劇団を招き、演じられる劇)を行うようにとのことでした。その後、毎年旧暦3月21日から、姓ごとに三献礼、梨園戯の奉納が行われるようになり、この風習は現在まで続いています。字姓戯は媽祖の神像を万和宮にもたらし犁頭店を開拓した張国の姓である張の宗族から執り行い、最後は林の宗族(媽祖と同姓の林を最後にすることで謙虚さを表す)が務めます。このように、慣例となっている張姓に始まり林姓に終わる「張前林後」の順に字姓戯が行われるのです。

5老二媽西屯省親巡行

老二媽西屯省親巡行老二媽西屯省親巡行老二媽が西屯の家族を訪ねる西屯省親は「丹慶季媽祖会」の主催で行われます。当初は毎年行われていましたが、後に3年に一度となり、古くから西屯地区の信徒に重要な民俗行事として親しまれている祭典の一つです。毎年旧暦3月、万和宮の老二媽を西屯に迎え、道中では数多くの民家で香案と食べ物が準備され、進香団にふるまわれます。老二媽巡行の道中では数多くの信徒が集まるため、追加で「聖二媽」の神像が制作され、2体の媽祖神像が別々の区域を巡行するようになっており、旧居である烈美堂には老二媽だけが訪れます。当日の夕方に2体の媽祖が清霊宮で合流するときには、鑼や太鼓の音が激しく鳴り響き、絶えず爆竹が放たれ、巡行はクライマックスを迎えます。

ひとことアドバイス

老二媽回西屯省親巡行は3年に一度、旧暦3月14、15日頃に2日間に渡って行われます。巡行は2つのルートに分かれて行われ、毎年のルートに大きな違いはなく、西屯清霊宮が終点となっています。

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