台湾基督長老教会は、宜蘭の四結地域にあった中興紙業股份有限公司の従業員や家族に伝道するための拠点として、中興製紙工場通用門付近の約151坪の土地を買い上げ「四結工業職域伝道中心教会」を建てることにしました。工事は1965年に始まり、1年後に完工して献堂式が行われました。 四結教会の建物は、はしご形の塔と教会本体からなります。教会の建物には、台湾の気候に合わせて、多くの穴があいた煉瓦壁や通風設備が設けられています。デザインはノアの方舟をモチーフとしたもので、シンプルな直方体と高い塔との対比と統一感が特徴的です。1階と2階、屋上を結ぶ幅広の階段は、つがいの動物たちが続々とノアの方舟に乗り込む場面を暗喩しています。建築材料には、装飾のないコンクリートブロックや空洞レンガが用いられ、シンプルさと実用性を追求したモダニズム建築の思想を体現しています。
1階の外壁には「信仰、希望、愛」の大理石のタブレットがあり、基礎敷設の日付は1965年12月2日に書かれています。
時計塔の入り口は、一般に洞窟レンガとして知られているコンクリートの中空レンガによって外部から分離されています
時計台の左側にある付属の建物は、もともとはコンクリートや洗石を建材としてオフィスとして使用されていました。
現在、元のシジエ教会の前に、2012年に新しい教会が建てられました
全体の4ノットの教会の建物は、さまざまな素材とさまざまな組み合わせを大胆に使用しています。階段は鉄筋コンクリートでできており、表面は変更せずに実用的です。
2階の側壁は、室内の空気を循環させ、亜熱帯特性で湿度と高温の気候を調整できるように、多くの通気口を備えて設計されています。
1階と2階の間の階段は広くてやさしいです。一方で、高齢者が歩きやすく、ノアの方舟を肩から肩まで歩いている動物の姿を比較しています。
2階の外壁は、鐘楼のようなキリスト教建築の特徴である十字架をイメージしてデザインされています。
鐘楼はコンクリートの建物で、教会のシンボルであるだけでなく、階段としても使われています。