嘉義県の新港奉天宮は清の嘉慶16年(1811年)に建てられました。その後幾度も改築が行われ、名匠呉海桐(1867-1938年)、洪坤福(1865-?年)らも参加しました。大正元年(1912年)には呉海桐の指揮で三川門、五門、前耳門、配殿など損傷の激しい部分の改修が行われました。三川殿の陶製装飾は、1961年の改修の際に名匠洪坤福が手がけた交趾焼の作品です。 建築工芸以外にも、日本統治時代に製作された「新港奉天宮往郡進香大旗」、昭和3年(1928年)に昭和天皇が臨済宗大本山妙心寺に委託して台湾の主要な20の寺に贈った「今上天皇御寿牌」、台湾唯一の皇帝から賜った金花を載せ神卓の上に祀られた虎爺等の文化財が保存されています。また、新港奉天宮では毎年「天上聖母元宵遶境(巡礼祭り)」が行われます。神輿が広い範囲をあちこち練り歩くため、祭りは8日7晩続きます。
吳敦厚(1924-2017)伝統的な竹織りランタン
描かれたマスター陳壽彝(1934-2012)、まぐさ「竹林の七賢」
有名な職人ホン・クンフの「防具趙壁」水車が詰まって燃える
清王朝の林維朝(1868-1934)によって書かれた香港の門柱の二行連句
石獅子は清王朝の寺院建設の初期段階で機能し、全体がドアモルタルに接続されており、青いバケツ石で作られています。
三川殿の名工である吳海桐による「フェイクフォーハンギング」ルーフ職人技
清朝嘉慶帝20年(1815年)のベンガン郡のチェンパンチョウ(生年と死年は不明)に捧げられた盾
清代嘉慶帝20年(1815年)に王デルーが本堂に贈った「聖母」の盾