指定/登錄理由
特色あるナビゲーショ
見晴らしの良い八卦山の東麓に立ち、猫羅渓と九九峰を望む彰化県の芬園宝蔵寺は、威風堂々としたたたずまいの寺院です。芬園宝蔵寺、鹿港龍山寺、花壇虎山巌、社頭清水巌、南投碧山巌は、清朝初期には台湾中部の「三巌二寺」と呼ばれました。ここからも、宝蔵寺の寺院としての格の高さがうかがえます。『彰化県志』は清の乾隆50年(1785年)に建立されたと記され、その後日本統治時代にかけて何度も改築されて現在の姿になっています。 この寺の独特な点は、清の同治12年(1873年)に鹿港天后宮から分霊して作られた媽祖神像や、清の咸豊3年(1853年)の漳州人と泉州人の武装闘争の犠牲者の位牌などが祀られていることです。寺には清の嘉慶年間の「寶山第一」の扁額や、道光年間のクスノキの供物台といった昔の文化財が保存されており、当時の猫羅山地域における宝蔵寺の重要性がわかります。現在の芬園宝蔵寺は、傍らの参山国家風景区と合わせ、社会教育の役割も果たしています。
發展源流
主要特色
清朝の嘉慶帝が本堂に「宝山1号」の楯を手書きしたという伝説があります。
パノラマ
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