指定/登錄理由
特色あるナビゲーショ
梧棲では、中国沿海地区との貿易により、清の乾隆年間(18世紀中~後半)にはすでに小さな港町が形成されていました。道光年間(19世紀前半)になると貿易もより盛んになり、住民の経済力も次第に向上して、自分たちを守ってくださる神様のために廟を建てる余裕も出てきました。この時期に建設された廟には順安宮、保安宮、逹天宮、真武宮、万興宮などがあります。中和里にある玄天上帝廟の梧棲真武宮は、清の道光29年(1849年)に建てられました。しかし、日本統治時代の昭和10年(1935年)、墩仔脚大地震で大きく損壊してしまいました。その後、1953年と1976年の2度の改築を経て今日の姿となっています。 2003年には台中県(現在は台中市)の指定古跡となり、2009年に修復が完了しました。彩色画のクリーニング、木造の部材の修復、材料の選択にまで非常にこだわったこの修復事業は、文化財修復の模範事例となっています。内殿の瓜筒(柱の上の瓜型の装飾)の優美な造形は泉州派によるもので、シンプルで流れるような線、素朴で清らかさを感じる細部の装飾には、地方工芸の伝統がよく表れています。現在は台中市の指定古跡であり、また梧棲区内の大庄浩天宮、安良港永元宮とともに、映画『陣頭』の重要なロケ地ともなりました。
發展源流
主要特色
パノラマ
周辺のデータ