艋舺地蔵庵は、台北市万華区にある三開間(柱が4本立つ広さ)の単落建築(一の字の形をした1棟の建物)です。地元では「地蔵王廟」とも呼ばれています。本尊は地蔵菩薩で、そのほか田都元帥、城隍尊神なども祀られています。艋舺地区においては、旧暦6月末日から7月1日にかけて地蔵庵で法会が開かれ、旧暦7月(鬼月)の普度の儀式が始まります。そして、旧暦7月末日に地蔵菩薩の生誕祭が行われ、1か月間の普度を無事に終了します。 艋舺地蔵庵の建立は清の乾隆25年(1760年)で、地蔵菩薩を本尊とすることからその名が付きました。今日の建物の大部分は清の道光18年(1838年)に改築されたもので、その後も幾度か改修されたものの、ほぼ当時の姿を保っています。主要な木造構造は保存状態が非常によく、清代中葉の簡素で落ち着きのある寺廟建築の特徴が表れています。
左の神社は、スアンティアン神やティアンドゥ元帥などの神々を祀っています。
艋舺地蔵庵の太陰暦の7月1日、食べ物を与えるヨガの炎の口が開催されます
フレーム内の双方向、3メロンスタックバケットタイプ
艋舺地蔵庵の左右には神々を祀る神社があり、右側には関羽や成光江などの神々が祀られています。
明建神社には、地蔵菩薩、尊者ムリアン、幽霊王の菩薩が祀られており、その上には清朝道光帝8年(西暦1828年)の「地蔵菩薩寺」の盾があります。